仕事をする上で常に心掛けていることがありますか?

仕事イメージ画像

(匿名希望者さまからのご質問です)

仕事をする上で、常に心掛けていることがありますか?

【匿名希望者さま】

まだ社会に出ていない高校生からすると、社会そのものは異空間・別次元のように
感じている人もいると思います。

まあ、自宅にすでに社会人として仕事をしているお兄さんやお姉さんがいたり、
親子の会話でそんな話を密にしているような環境だと、また別かも知れませんが。

すべてのことにおいて(算数・数学の解答ではありません)、世の中・人生において、
正解はありません。

また、不正解もありません。(私の持論です)

これと同じように、社会人として仕事をする上での心掛けというものは、
人の数だけ回答があると思います。

それぞれに真実であり、参考になるものだと思います。

私は、ちょっとだけ違う観点からお話をしてみたいと思います。
私が心掛けていたこと、いることです。

[br num=”2″]

スポンサードリンク



目次

自分アピールという観点からも、仕事をする上でスピードはいのち!

昔、「芸能人は歯が命」というCMがありました。
高級歯磨き粉のコマーシャルです。

それにならって・・・「社会人はスピードが命」と言ってみたいと思います。
なぜなら・・・

まずは、仕事においては100%の仕事はない、と思ってください。

というのは、自分を含めてその成果を評価するのが人間だからです。

Aさんもいれば、Bさん、Cさん、さらに上司のDさん・・・
お客さまのEさん、Fさん・・・キリがないですね。

というのは、人をほめないという人も世の中には存在します。
まず、否定から入る人もいます。

わざとそうする人すらいます。

それがその人にとっての自分の立ち位置であり、PR材料になっていると思っているからです。
もちろん、無意識に行っている人もいます。

そんな中ですべての人に満点をもらえる仕事というのはありません。
そんなモノなんだと理解してください。

「彼は仕事が正確だよね。(もっと速いとさらにいいのに・・・)」
「彼の仕事は安心して任せられるね」

「彼女の仕事は、誰かがフォロー・チェックしないと間違いが時々あるよ」
「○○さんは、(残念ながら)遅くて、不正確だよね」

こんな評判・評価が一度できあがると・・・ある程度は、ずっとついて回ります。

下手すると最後までついて回るかも知れません。

そんな代名詞づくりという意味からは、「○○さんは、スピードが凄いよね。仕事が早いよね」という
評判・評価がついて回ることになれば、それが武器になります。
個性になります。(その上、仕事が正確であればもっといいですが)

さあ、そんなことを意識して仕事をする、勉強をする(≒勉強というのは基本的にはインプットです)、
やりたいコトをする、頼まれごとをこなす・・・

もちろん、自分は・自分の魅力は正確さだ、というスタンスでも構いません。

個性を磨くことが大切です。

人は勝手ながら、頼んでおきながら心配になる生きものです

「君を信頼して、(全面的に)任せるからね」と言っておきながら、心配なのが人です。
信頼と信用は別という言葉もあります。

信頼して任せるのは人材育成の観点からも必要であり、大切なことです。

でも、信用して任せっきりはダメなのです。
自らの仕事・管理監督責任を放棄していることでもあるのです。

フォロー、チェックは任せた側がすべきなのです。

でも、やらない人も多い。
なら、任された方は、どう判断してどんな行動をすればいいものでしょうか。

フォロー・チェックをやらないくせに、任せた仕事が気になる、どんな状況か知りたい
、そんな身勝手な生きものが、「人」だと認識しておいて損はしません。

あなたなら、ある指示があった時に、自分がどんなタイプの人間になって行動すると思いますか?

上司に来週末までの○○の仕事を仕上げて欲しい、と指示されました。
さあ、どんな考え方で行動しますか。

1.来週末までに仕上げればいいので、来週末の退社時間までに自分なりに100%に
仕上げればいい、と考える人。
2.可能な限り、前倒しで提出できるようにする人。
(自分なりの目標を今週末か来週月曜日に設定する人)
3.今現在、こんな感じです。こんなハードルが出現しました、といった感じで
こまめに報告して進捗状況を伝える=情報を共有する、と考えて実際にそういう行動をする人。

これも正解はありませんが、ただ評価されるのは自分です。
(評価する上司のタイプにもよりますが、指示した上司にもよりますが)、

ぜひあなたは2と3を心掛けるべきですね。

スピードが大事というのは、やろうと思えばできることだからです

100mを○ルト選手のように走れというスピードではありません。
100ページの本を5分で読めというスピードでもありません。

仕事上でのスピードです。
例えば企画とか提案とかいろんなものや資料などを作成する時に、
100%のでき(完成品)ということはあり得ません。

また、そういった企画や案をみんなで議論する時には全員が賛成することもありません。

(あえて反対意見をいったり、何とか問題点を見つけ出して指摘したりしないと、
会議に参加している人の存在価値はなくなります。

会議で黙って座っているだけなら不要で役に立たない人材だと思われる可能性すらあるからです)

社会というのは複雑なのです。
そんな人間模様の瞬間瞬間の繰り返しです。

どんなに完璧だ、と自分で思うものを作成しても何らかの指摘なりが起こりうるということは言いました。

であれば、締切ギリギリ(または締切後)に100%と自分なりに思うものを提出するより、
80%で良いから締切前に、1日でも2日でも事前に提出する、というような
スタンスが大事だということです。

また、お客さまが絡む仕事などは特にそうですね。
他社よりも早く相手に対して提案する、行動する・・・ということです。

個人の魅力としてもスピードは評価される資質です。間違いなくそうです。

仕事がはやい人と遅い人、あなたはどちらに仕事を頼みますか。
どちらに重要な仕事を任せますか。

もし、新しいプロジェクトに若い人を参加させる場合などに、
(将来のリーダー候補として)どちらか一人を抜擢するとしたら、仕事がはやい人と遅い人、

どちらを推薦しますか。

スピードは魅力であり、商品として見た場合には(競合する商品に比べて)
優位点であることは間違いないのです。

時と場合によるかも知れませんが、注文してから目の前にでてくるまでの時間が
すごく遅い料理(だけど美味しい)と、はやい料理(味は普通)、どっちがいいですか?

・・・理想は、はやくて美味しい料理ですね。

おなかがすいている時(急いでいる時)は?
暇で暇で、しょうがない時は?

そして社会における仕事は、新しい仕事が翌日発生するかも知れないのです。

学生時代の時間割のように決まったまま、ほとんどそのとおりに進行するということは
なかったりするものです。

社会においてはリスク管理という観点からも、突発事項に対処するための力量や余力、
段取りが求められます。

となれば、締め切りに追われるような仕事ぶりの人よりも、いつも余裕をもって、
さらに困っている同僚・仲間を助けるくらいの仕事ぶりの人なら、
どんどん存在価値が高まっていくことになります。

まとめ 仕事はスピードがいのち!

私は、(仕事というのは次から次へと新しい仕事が発生するものなので)はやい方が好きです。(笑)
特に、上司という立場を経験した頃からは、余計にそう思うようになりました。

部下にもそれを要求しました。

みなさんは、まだ受験生という立場から勉強がメインの仕事、そんな毎日だと思います。

どうぞ、時間を区切って、時間管理を徹底しながらスピードを意識した勉強をしてみてください。
きっと、暗記の点からもスピードは貢献するはずです。

ダラダラやるよりは、集中力からのパワーを享受できます。

(自分で思う)100%の仕事を期日までに仕上げる、よりも
70%でもいいから、期日以前に(仮の提出という感じで)提出して情報を共有する、
ということを、そんな行動のできる人材に成長されることを強くお薦めします。

きっと役に立つはずです。

[br num=”2″]

スポンサードリンク



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次