今回の記事の内容は高校生・大学生向けの話ですが・・・社会人になってからもぜひ意識することをおすすめします。
今回の記事は「高校生からのご質問」にお答えするものです。

【質問事項】これからの高校生活に必要なこと、について教えてください。

みなさんが進路選択をされる時期から卒業までをイメージして5つのポイントをお話します。
5つのポイントの解説
■ 自分自身を再発見する(自分はどんなタイプの人間なのか ≒ 個性の再発見)
■ 個性を大事にすることを意識する(さらに個性を磨く ≒ 軸を太くする)
■ アンテナの感度をあげる(敏感になる、感性・皮膚感覚を大事にする)
■ 自分はどう思う、自分ならどう考える、という視点を持つくせをつける
■ 仕事とお金とやりがい・生きがいについて、一度、じっくりと考えてみる
銀行員生活31年、社会人生活40年の経験からの若い人へのアドバイスです。
逆に言うと・・・若い社会人の方でも物足りない、と感じる人たちを意識しての反面教師的な意味でのアドバイスにもなっています。
ということは最近の普通の人には足りないような(こういった)点が他の人より抜きんでているなら・・・社会や組織(会社)の中でもきっと評価されます。
自分自身を再発見する(自分はどんなタイプの人間なのか ≒ 個性の再発見)

自分の得意・不得意、好きなこと・嫌いなこと・・・などをリストアップしてみる記事を投稿しましたが、それも参考にして自分の個性を振り返ってみてください。

この世の中には何のとりえもないとか何の役にも立たないというような人は皆無・ゼロです。
みんな何かしらの「やりたいこと」を「やりたくて」誕生してきています。それが個性でもあります。
ここでは自分の「個性」について振り返ってみてください。
もろちん、これからの成長で「個性も変わります・進化します」から、この個性でないとダメだ、なんてことは考えないでください。
暗記一つをとっても ⇒ 書いて覚えるタイプ、(カラオケの歌詞を覚えるように)録音したものを聴いて覚えるタイプ、カメラで撮影するように「見て、見るだけで」覚えることのできるタイプ・・・
人それぞれです。(あなたは自分で考えた時にどんな暗記のタイプですか)
得意な覚え方があれば、それに磨きをかけて、得意科目を伸ばすこと・不得意科目を克服すること、に応用すればいいだけです。
あなたが書いて覚えることのできるタイプであれば・・・書いて覚えることができない人に、世の中で暗記で困っている人に教えることすらできてしまいます。
あなたのノウハウ・スキルは世の中の人の役に立つのです。
■ 睡眠時間が長い・・・個性です。
(眠れない人に日頃の生活パターンを教えるだけで感謝されます)
■ 逆に、短い・・・個性です。
(睡眠時間を切り詰めて仕事や勉強したい人に、生活習慣をアドバイスすることができます)
あなたのスキル・ノウハウ ≒ 個性 は・・・お金になります。

※ この「マネタイズ」について興味のある方はご相談ください。
大学生・短大生、社会人になってからでもいつでもご相談ください。
あなたの個性は「かけがえのない」。振り返れば・・・
■ あなたの「個性」って100個くらいありませんか?
■ もっとある人はさらにドンドンと、リストアップしてみてください。
■ これからの人生、どれだけの個性をプラスしていきますか? 磨きをかけたい個性がありますか?
あなたの個性は、さらにこれから「身にまとうであろう」個性を含めると・・・まさに「歩く宝石箱」です。
宝石のようなたくさんの自分の個性をぜひ「(あなた自身が)気に入って」ください。
まんざらでもない自分に「ニンマリ」してきませんか? あなたの可能性は無限大なのです。
個性を大事にすることを意識する(さらに個性を磨く ≒ 軸を太くする)

大スター(アスリートでも芸能人でも)や、有名・大物俳優などは何となく「オーラ」があります。
あなたもいっしょです。
あなたの個性がどんどん輝きを増せば、自然と「オーラ」になります。
それは人を魅了します、引きつけます。

人の幸せには2パターンあります。
1つが、自分自身が幸せになること、です。
2つめが、他の誰かを幸せにしてあげることで、幸せになることです。
あなたの個性が誰かの役に立つ、ということが必ずあります。
大物アーティストが、最初のコンサートは小さなデパートの屋上で観客は1人だった、みたいなことを思い出話で語っていることがあります。(一人でもファンがいれば自分は歌う、なんて歌手もいます)
その1人の人をハッピーにするために、その個性を人に与えれば与えるほど輝きを増します ⇒ その結果、もっとたくさんの人を引きつけるようになるのです。
みなさんは・・・一人一人が「磁石」でもあります。個性という磁力はたくさんの人に届きます。
たくさんの人を引きつけます。
今現在、あなたが欠点だとか、短所だとか思っていることも「個性」です。貴重な、貴重な「個性」です。
繰り返しますが・・・たくさんの個性を身にまとってください。
恥ずかしいかも知れませんが、試して・トライして・チャレンジして、苦い失敗経験をしても「それも貴重な個性」です。
他の人には真似できない「個性」を体験したのです。【いろんな経験・体験をしてください】
- 成功、失敗を含めて、あなたにしかできないことが個性を積み上げてくれます。
- 意図的に気に入った個性を伸ばすのもアリですし、いろんな体験から結果として個性が積み上がるのもアリです。
- 個性が積み上がれば、まるで体幹の筋肉のように人間性の軸が太くなります。
個性が太くなれば(積み上がれば)・・・どんどん輝きを増します!
放っておいても ヒト・モノ・カネを引きつけます!
当たり前の話ですが同じ体験・経験するといっても・・・犯罪や暴力、いじめといった社会的な悪はダメですよ。(そんなのは個性ではありませんね)
【子どもを育てた親としての立場から】
同じ兄弟・姉妹でも・・・
同じものを食べさせて、同じテレビを見せて、休日などに同じ体験・行事(テーマパークに行くとか動物園に行くとか)を経験させても、同じ性格には育ちません。
血がつながった兄弟・姉妹でも考え方・意見の違う性格になります。それが当たり前です。
あなたは人と違っていて当たり前です。
人と同じ意見をいう、同じことをする、同じ考え方をする人なら・・・1人いれば十分です。
あとはロボットでいいのです。
アンテナの感度をあげる(敏感になる、感性・皮膚感覚を大事にする)
ここで取り上げている「感度」は・・・

今日は寒いね~。ほんと、寒いねぇ・・・というような皮膚感覚での感度ではありません。
KYってありますね。
空気が読める、読めない、というアレです。
天然系、天然ちゃん、という言葉もあります。
「あの人、天然だよね」という時の天然です。・・・これも個性です。(その人は台風の時にぐっすり眠れますし、場の雰囲気が気まずくなった時でも「なごまして」くれることもあります)
場の空気も雰囲気も「色」はついていません。
目に見える形でもありません。

感度の問題ですね。
これは意識するだけでも敏感になりますし、それこそ磨くことができます。
【社会人になって・・・】
- 赤い車を買おう、と心に決めた瞬間から街中に赤い車があふれだします。(赤い車が自然と目につくようになります)
- 海外留学しよう、と決意した瞬間から、留学のパンフレットが目につくようになりますし、街中の旅行代理店の看板が目に入るようになります。
- 感度が上がった瞬間です。脳が勝手に(無意識に)情報収集をしてくれているのです!
感度を上げる、アンテナを敏感にするコツは・・・簡単です。「意識=決意・決心・決断」するだけです!
常日頃から、いろんなものに興味を持つように意識するだけです。
○○を意識している、と時々、自覚するだけで大丈夫です。

受験生はYoutube動画などを見ていないで勉強すべし! なんてことは言いません。
Youtube動画を見ていると・・・時々、下記画像のような「広告」が表示されます。 人材ではなくて「人財」になっています。

進路や就職などに興味・意識があれば、こんな「情報」に出会う可能性が高まります。
どうぞアンテナ・感度・皮膚感覚を敏感にして(意識して)いろんな情報と出会ってください。
興味を持ちさえすれば情報は人よりも入ってきます。
社会に出たら・・・
情報が氾濫しています。
あふれる情報の中から何を「よりどころ」にすればいいか、という人もたくさんいます。
だからこそ「キュレーションサイト」と呼ばれる「まとめサイト」が人気を得ています。

今や、たくさんの人が自分で判断できないようになってきています。
「この店いちばんのお薦めスイーツ! No.1」なんて表示してあると人はそれを選択します。
ファミレスでも、いつも人と同じものを注文する人がいます。
自分で判断できなくなっているのです。
そんな人たちが世の中にはあふれていますし、これからもどんどん誕生していきます。(残念ながら)
あなたが情報を発信する側、情報を選択して「あなたにはこの情報がいいですよ」と情報提供してあげる側になれば・・・いくらでも(世の中から)「声がかかります」!
アウトプットするためには、インプットです。そのためにも、感度を上げましょう。アンテナを敏感にしてください。
- コツは・・・集めたい・選択したい情報の分野やものごとに意識を向ける、興味を持つだけです。
- まずは、自分自身に○○に興味がある、と宣言するだけで大丈夫です。
- 勉強の邪魔にならない程度に好奇心を持つのも大事です。勉強の途中であれこれ寄り道をするような性格の人(集中力のないタイプの人)だと逆効果かも知れません。
- 次の章の「自分なら・・・」という癖(くせ)をつけるとアンテナの感度も上がります。
それともう一つ・・・もちろん逆もあります。
アウトプットするからインプットできるような情報が集まる、という法則です。
■ 楽しいから笑う、悲しいから泣く。・・・真実です。
■ 逆に、笑うから楽しくなる、泣くから悲しくなる、もまた真実です。
アウトプットするからインプットも集まってくる、というのも不思議と事実です。
受験勉強でも経験したことはありませんか?
人に教えること(アウトプット)で、自分もより強く覚えることができる、というヤツです。
自分が仕入れた情報をどんどんアウトプットしていると・・・情報が集まってきます。
その感度を上げると、アンテナを敏感にすると、さらに情報が集まります。
いい循環ですね。

それと・・・さらにいいことがあります。
アンテナ・感度をあげると、敏感になると・・・
■ ヒラメキ、意外な気づき・発見、などがやってきてくれます。
■ 勘のいい、運のいい、ということが起こります。
■ 人生の創造においてはプラスです。
自分で判断できない、自分で決めることができない、そんな人が増えてきているという話をしました。
次は、そんな人にならないために・・・
自分はどう思う、自分ならどう考える、という視点を持つくせをつける

先生や周囲の大人たちから、友人同士でもいいですが・・・
「A君はどう思う?」と問いかけられた時などに、「オレ当たらなくて(指名されなくて)良かったぁ」なんて思うのではなくて自分ならどう考えるかなぁ、という意識でそのコトに「自分ごと」として思考を向けてみる、という「癖(くせ)」をつける、ということです。
誰かと誰かが口論しているのを見かけた時に・・・
「あ~ぁ、ウザイなぁ」なんて思うだけでなく、自分ごとにして意識を向けてみる、ということです。
オレなら(私なら)、こんな風に言い聞かせるけどなぁ、とか
自分なら、そもそもこんなことにならないように事前に○○しておくよね、と意識してみるということです。
・・・・・
自分の意見を持っている、自分の意見が言える、というのは素晴らしいことです。
外国人は当たり前のように自己主張ができます。
日本人は苦手です。・・・何といっても「和」の文化ですから。(婉曲表現であとは推察するという文化です)
でもグローバリゼーションが進めば「自己主張」ができて当たり前、という時代も到来するかも知れません。 テレビを見ている時でも・・・
- このコメンテーター・評論家は、こんな風に言っているけど「自分は違うと思う」とか「これには賛成できないね。なぜなら・・・」という具合に「反応」するだけでも違います。
- 訓練の材料は身の回りにいくらでもあります。
- 判断できる、決断できる、自分の意見はこうだ! と言える、というのは「個性」の中でも「強み」「武器」「財産」となります。
今の日本、これからの日本で・・・
自分で考えることができない、判断できない、決断できない、という人が増えてくれば・・・

決断ができる人は、それだけで貴重な存在です。
まあ、決断できる人になる、できない(人に寄りかかる)人になる・・・どっちの生き方を選んでも、どちらも人生においては正解です。
【少し脱線しますけど・・・】
生徒会長選出の選挙・投票で100%の票を集めて当選する人(人物)はいません。
今の生徒会長さんがどうだ、と否定しているものではありません。
でも、選ばれたらみんなを引っ張っていきます。
それが民主主義、民主主義国家というものです。
恐怖の独裁政権のトップでも100%にはなりません。(処罰覚悟で反対する人もいるのがこの世の中です)
つまり、何においても100%同意されるような人間は存在しない、ということです。
どんなに人気のあるアイドルでも、毛嫌いしている人はいます。
35%の支持を集める高視聴率のテレビ番組でも、反対に65%の人は見ていないのです。
(もちろんバラけているので2番目は35%よりも少なくなっているはずですが)
とにかく、人と違ってもいいのです。
前述した「個性」が大切なのです。 いくら素晴らしい個性=宝石を持っていても、それを外に出さないと
(口に出さないと・意見を言わないと)持っていないのといっしょです。
だから自分の意見が正しいだろうか、間違っているのではとか、少数派だったらどうしょうか、という思いで躊躇したり、最終的には意見発表しなかったり・・・というのは「個性」を積み上げる上においては残念なことです。
そんなことをしたらほんと残念です。
自分の宝石となる貴重な個性を「その一つを、積み上げることができなかった」「未来の可能性・将来性を何%かを、自分で放棄した」ということだと思います。
自分の個性を積み上げる、そういう経験をする、これまでと(昨日までの自分と)違った体験を積み上げる、そのために「自分ならこう考える」「自分はこう思う」「こんな考え方もあると思います」という自分を経験してみてください。
そして、さらに・・・
この「自分なら・・・」という切り口からの思考の癖(くせ)については、身の回りで起こることにも応用してみてください。
【具体的にはこんなことです】
■ もし目の前で交通事故や自転車がぶつかる事故を目撃したら・・・
■ 身近なところで誰かが病気になったら・・・
■ 自分が何かを失敗したら、友だちの失敗を目にしたら・・・
- この事故は、自分に何を教えようとしているのか、ここから自分が学べることは何だろうか?
- このできごとで自分に何を学べといっているのだろうか?
- 今回の失敗経験で(または友だちの経験から)、何を学ぶことができただろうか?

ヒラメキ、勘、運・・・
ひいては人生創造が違ってきます。
仕事とお金とやりがい・生きがいについて、一度、じっくりと考えてみる

ズバリ、核心的な話をしますね。
お金について「タブー視」しないでください。
お金を忌み嫌わないでください。
お金は【決して汚いもの、卑しいもの】ではありません。
お金を稼ぎたい・儲けたいと思うのは人としていけないこと、そんな考えを持つこと自体が良くないことだ! なんて思わないようにしてください。
■ お金は素晴らしいもの。
■ お金は稼ぐもの、儲けるもの。
■ さらにお金は(いい意味で)使うもの、と思ってください。
あなたが稼いで、余った分の中から・・・慈善団体や社会に寄付すればいいのです。
恵まれない人たちのために寄付すればいいだけです。

昔から・・・
日本人はお金(富裕・裕福)と崇高な使命・仕事とがマッチしないものと認識している人が多くいます。貧乏が美徳みたいな発想です。
大学の有名な教授(ノーベル賞をもらうような著名な先生)は、大金持ちではなくて、苦労して薄給(少ない給料)であって欲しいし、苦労して研究して世の中に貢献している、またそういうような人であるべきだ、というイメージが定着していませんか?
- お金を稼ぐことは大事なことです ⇒ あなたは結婚した時に家族やご両親さまを幸せにすることを考える時がきます ⇒ お金が必要です。
- お金を儲けることは素晴らしいことです ⇒ なぜなら人生は限られています。(人生80~90年です)
- ⇒ その限られた時間の中で、自分の人生をハッピーなものにする、家族を幸せにする、世の中に貢献する ⇒ お金が必要です。
(200年かけて稼いでそれから家族をご両親さまを幸せにするということはできません) - 世の中の人や社会に役立つことをして、お金をもらう・稼ぐというのは素晴らしいことです。
- 人よりたくさんたくさん稼いで、儲けて、世の中・恵まれない人へ還元すれば(情報のアウトプットと同じで)どんどん入ってくるようになります!

※ 特に最後の一文・・・この世はそのようになっています。
神さまは、「天」は「宇宙」は、世の中のためにお金をどんどん使ってくれる人のところへお金が集まるようにしてくれます。(世界一の経済大国・アメリカの大富豪の方々の毎年毎年の寄付額は凄い金額です)
神さまは、お金を使わない人に(自分のために貯め込むだけの人に)お金を集めるようなことはしません。
お金の浪費・ムダな消費ではなくて、社会に還元するような使い方をすればいいだけです。

もちろん自分で先に贅沢(せいたく)してもいいのです。
それから余ったお金を社会に還元できればいいのです。
寄付だけではなくて、税金という形でも還元できます。
もしあなたが、起業して会社を運営するなら・・・
■ 従業員とその家族に幸せになってもらうためには、稼ぐ・稼ぎ続ける必要があります。
■ 世の中に商品を提供して喜んでもらうためには、さらに新商品を研究開発して提供するためには実験・試作も必要ですし、そのための先行投資も必要です。お金が必要です。稼ぎ続けないと会社がつぶれます、世の中に貢献できません。
■ お金を稼ぐこと、儲けることは「悪」ではありません。
お金について偏見を持っている人はぜひ(若いうちに)、払拭しておいてください。
歳とってから苦労しますよ。(お金が入ってきませんよ)
さて・・・ここからがこの章の本題です。 仕事とやりがいとお金についての話になります。
儲けてはいけない、稼ぐのはよくない、といった考え方はなくなっているものとして進めます。
食べていくために働く | VS | やりたいことをやる (自分の生きがいは「これだ!」) |
---|---|---|
食べていくためには・・・ 嫌な仕事でもやるべきだ! 仕方がないから、やる! | 嫌いなこと、やりたくないことは・・・ 絶対にしたくない! 生きがいを追求する! |
あなたはどっち派? でしょうか
食べていくために働く? やりたいことを・好きなことをやる?
どちらも正解! です。
食べていくために働く!
■ できれば希望の職種・好きな業種、好きな仕事ならありがたい。
■ 第一希望でなくても受け入れる。
■ そこの仕事で「生きがい」を見つけだせたらいいや!
という発想と、その思考から自分の人生を創造しようとすることは「正解」です。
やりたいことをやる!
■ 自分のやりたいことは、これだ!
■ 生きがいを追求する。(やりがいがある!)
■ なぜなら人生は一度きりだし、短いから!できれば希望の職種・好きな業種、好きな仕事ならありがたい。
この発想と、嫌なこと・嫌いなことはしないという人生創造も正解です。
この後者(やりたいことをやる!)の例で「お金」のことを考えてみましょう。
- もし、あなたがやりたいことをして(それを生きがい・やりがいにして)人生を創造するなら・・・
- 何か作品やモノ(商品)をつくるなら・・・それを売って生活することもできますが・・・
- それよりも もし、あなたがワクワクの毎日・人生を送っていたら・・・
あなたの「生き方」「人生」に憧れて、追随しようとする人が必ずいます。
(先にみた生徒会長選挙・視聴率・アイドルといっしょです)
あなたがワクワクした人生を送っているなら・・・満足した生活を送っているなら・・・同じ生き方をしたいという人が何人も出てきます。
まして、自分で決められない、人に頼りたい、影響を受けたい、という人がたくさん(日本には)いるのです。
人が集まるところには、情報が集まります。当然、金(カネ)も集まります。
- あなたが・・・
- ■ 個性豊かに
■ ワクワク・ハッピーな毎日、生き方をしていたら・・・
(ただし情報発信しないと人に気づいてもらえませんけど)
■ その生き方に憧れる人が必ず出てきます!
【いろんな人が、いろんな考え方が、いろんな人生があります】
・都会に憧れて、人ごみの大都会で生きていこうという人がいます。
・自然豊かな田舎暮らしがいい、海のキレイな離島で生活しようという人がいます。
・最初は都会で、後から(疲れたから)地方に移住しようか、という人がいます。
どれも正解ですね。
あなたの人生観もこれと同じです。
どんな生き方をしても「正解」です。
途中から変えても・・・「正解」です。
実は、これ(後者 = 変える生き方)には2つあります。
【1】最初から計画しておいて、あとはタイミング次第で変えるという生き方
【2】変えるつもりはなかったけど、結果として変えてしまった、という生き方
繰り返しますね。
どちらも、すべて、「正解」です。
ここでのまとめ
■ こんな「生き方」をしてみたい、と考えてみてください。
■ 当然、人生の青写真も意識してみてください。(30歳の時は、50歳の時は、70歳の時は・・・)
■ あなたの個性からみて、生きがい・やりがい・ワクワクをどうやって追求するか、を考えみてください。
⇒ 青写真(30歳、50歳、70歳の時にどこで何をしているか)
あなたは、やりたいことをやる、ために生まれてきたことは間違いありません。
自分一人で考えたら・・・次は仲のいいお友だちと議論してみることをお薦めします。
そこからの「気づき」や「情報」があなたの「個性」をさらに太くしてくれますから。
まとめ
だいぶ長々と5つのポイントについて述べてきました。
ぜひ、お金のことを考えずに「進路」「仕事」「職業」「人生」、さらに「生きがい」「やりがい」といったことを仲のいいお友だちと議論してみてください。
話し合ってみてください。
■ 好きなこと、やりたいこと、得意なこと、もっと伸ばしたい個性・・・人生の青写真とともに・・・人生の創造に思考を向けてみてください。
■ 反対にやりたくないこと、嫌いなこと・・・なども含めて時間をとってみてください。
■ 人生創造について、仲のいい友だちと話し合いをしてみることをおすすめします。
もちろん身内の方(ご兄弟・姉妹)とお話されても構いません。
お金はついてきます。

周囲の声、特に親御さんからの声だと・・・
いい大学、いい会社・・・という話があるかも知れません。
でも、一部上場企業が簡単につぶれる時代です。
サラリーマンでも絶対的な安心はありません。
慎重派のご両親さまだと(自由な生き方・人生は)否定されるかも知れませんね。
(ケースバイケースで話相手は選択してください)
でも私が地方銀行に入ってからの31年間でも・・・
オールマイティ型の人間(人材)が重宝された時と、スペシャリストが重宝された時期といった具合に企業が求める人材が変わったこともあります。(しかも交互に求められる人材が違っていたような感じです)
東大を出て都市銀行に入って・・・その都市銀行が合併でなくなった、という方を知っています。
つぶれて消滅した都市銀行もありました。
昔(私が銀行に入った時)、13行あった都市銀行は・・・今、3つのメガバンクに集約されています。
⇒ 5年10年で社会は変わる の「まとめ」に銀行の変遷について記載しました
私は人生の進路・職業選択において正解はない、と思っています。
えっ? と思われるかも知れませんが、それは・・・全部、何を選択してもその人にとっては「正解」だからです。
高校1年生の時の選択と、2年・3年になってからの選択は違ってきても当たり前だと思っています。
でも2年生になる時には「理系か文系か」を選択し終わった後での人生になります。
あなたの感性で「何となく違うかな」と思ったら・・・大学(短大)進学時に進路変更しても構いません。
そう思っています。
人生は長いです。(そして短いのも事実です)
どうぞ卒業までに「たくさんのこと」を積み上げてください。
全部、あなたの貴重な「個性」にプラスになります。
可能性無限大のあなたの未来は「真っ白なキャンバス」です。
どんな色にでも染まります。
個性あふれるあなたの将来はすべからく「バラ色」ですから。
ここまで本当にありがとうございました。
【追伸】
お金についての話に関連して・・・
毎月1万円、2万円ずつ貯金するところからスタートして定年退職の頃に資産が1億円、2億円となる可能性のある「資産形成」についてのヒントがあります。(30年くらいのスパンで考える方法です)
私は社会人を31年間経験して、さらに約10年第二の人生を経験して知ったノウハウです。
今から実践すると・・・30年だと90歳ですから・・・この世にいないと思います。(苦笑)
また別の機会に取り上げてみたいと思います。
【追伸2】
なぜお金についての話をするかというと・・・元・銀行員というのもありますが・・・
みなさんが定年退職する頃には(間違いなく)自分の老後は自分で責任持ってお金(老後資金)を用意しておいてネ、という時代になることが予想されるからです。
まだ社会に出ていないみなさんは、まして社会に出てからの30年後、40年後がどうなるか、というのはピンとこないと思います。

社会に出て31年間働きました。さらに第二の人生で10年働いています。
社会人になった頃は60歳から年金生活で遊んでくらせる、というのが普通のサラリーマンの姿でした。それが・・・
年金をあてにした人で60歳から遊べると思っていた人は・・・もはやそんな人はどこにもいないよね、という時代になりました。
どうぞお金を、お金の話を避けないでください。(もう一度)ここまでありがとうございました。
【追伸3】
※ 進路選択・職業選択の前にやっておいて欲しい3つのことを別記事で用意しました。
